排水管清掃機FlexShaft 使用時の正しいドリルの設定方法と清掃手順 - ニュース
7月 1, 2021
RIDGID 排水管清掃機 K9-102 および K9-204 FlexShaft™ は、管径32~100mm、最長 21mの排水管の清掃とスケール除去を行います。チェーンノッカーが管の内径に合わせて広がり、グリスや小さな木の根などによる柔らかい詰まりを除去します。
FlexShaft は、SeeSnake 検査カメラと組み合わせて使用することもできます。排水管の清掃時に管内の様子を検査カメラで確認することができるので、効率よく清掃することができます。
電動ドリルの設定
排水管清掃機FlexShaftは、電源として充電式電動ドリルを使用しますので、仕様に適したものをご用意ください。以下のガイドラインに従い、電動ドリルを正しく設定してください。
- 適切な工具を使用してください
FlexShaft を使用する際には、クラッチ機構(オーバートルク時の保護機能)を備えた、回転数が 1800~2500rpm の充電式ドリルをご用意ください。インパクトドライバーやコード付きのドリルは、絶対に使用しないでください。
- スピードを設定する
ドリルを 2 または 3 から最適な速度に設定します。
- モードを設定する
クラッチの調整を有効にするには、必ずドリルをネジ締めモードに設定してください。クラッチはドリルモードまたはハンマーモードでは動作しません(上の図を参照)。
- クラッチを制御する
清掃を始める際には、クラッチの設定を必ずやや低めにしてください(最大設定値の25% 程度)。
FlexShaft を使用した清掃
ドリルを FlexShaft に正しくセットアップした後、詰まりの除去を開始することができます。
ステップ 1
クラッチが 25% に設定されていることを確認し、ドリルチャックをドリルシャフトに取り付けます。
ステップ 2
洗浄する詰まりの種類や、パイプのサイズ、パイプの種類に応じて、適切なチェーンノッカーを選びます。推奨されるオプションについては、以下の表を参照してください。
ステップ 3
詰まりを除去する際は、ドリルを最高速度で操作してください。チェーンノッカーを詰まりに対して無理に押し込まないでください。ドリルのクラッチが作動する場合には、ノッカーを詰まりから引き抜き、チェーンノッカーを再び回転させてから、詰まりを取り除いてください。
ステップ 4
クラッチが作動し続ける場合は、調整式クラッチの設定値を上げることができますが、排水管清掃機のドラム内のケーブルが損傷する可能性があるため、クラッチの調整値が全体の 75% を超えないようにしてください。
ステップ 5
それでも、クラッチが作動し続ける場合には、他の排水管清掃機での清掃を検討してください。
詳細はこちら: https://www.ridgid.com/